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2022.3.28更新

 

Women in Sport~女性スポーツオンライン情報共有会2021~ 

 

本事業は終了いたしました。

2021年度開催分の報告コメント集を掲載いたしました。

 

 

本事業につきましては、今後の展開にご期待ください。


Women in Sport 女性スポーツ オンライン情報共有会2021報告/発表者コメント集

 

1回 :2021年10月 25日 女性コーチ育成に関する今後必要な研究・支援(三倉茜正会員)

2021年度第1回目の情報共有会では、女性コーチの現状(割合など)やこれまで行われた研究から、

女性コーチが直面しやすい課題について再確認しました。

また、国やその他組織によって実施されている女性コーチ育成・支援に関する取り組を紹介しました。

まだまだ日本では女性コーチに関する研究は少なく、様々な境遇にある女性コーチ(ライフイベントとの両立、教員コーチなど)の状況や、

コーチング現場でのジェンダーに関する問題(ライフイベントとの両立、女性特有の能力を求められるなど)など、

今後より多くの研究を行っていく重要性について共有しました。

また、現在行われている女性コーチ育成・支援に関する取り組みについても、対象者が限定的であるという問題やカバーしきれていない

内容があることを共有しました。

上記情報提供をもとに、今後女性コーチを増やしていくために必要な研究や、今後必要な取り組みについて参加者のみなさまと

考えました。

女性スポーツが急速に促進されている昨今で、女性コーチを取り巻く環境やコーチを目指す女性アスリート、

そして女性コーチ自身の心持ちも変わっているのだな、と皆様のお話から気付かされました。

環境の変化に対応した新しい研究、取り組みを行なっていくことで、前向きな変化を生み出していけそうだなとワクワクした気持ちに

なりました。

しかし同時に、現在難しい状況にある女性コーチたちの声を聞き、女性コーチに影響を与える複雑なパワーを解き明かすことも

また必要であると感じていますので、より多くの人、組織を巻き込んで研究も取り組みも推進していきます。

 

2回 2021年11月29日 持続可能な社会への変化と「女性×スポーツ」〜社外理事の視点から〜(村松邦子正会員)

2021年度第2回目の情報共有会は、持続可能な社会への変化と女性スポーツをテーマに語り合いました。

社外理事の視点から、地域社会・企業に求められているパートナーシップ、共創モデルへの移行。

Jリーグ(シャレン!)、Bリーグ( B.Hope)、WEリーグ(WE ACTION)の社会事業を紹介し、スポーツを通じた社会連携、社会課題の

解決に大きな可能性を感じていることを共有しました。

日本社会の喫緊の課題であるジェンダー平等について、「 日本の女性たちに必要なエンパワーメントとは?」、

「女性たちが自分らしく幸せに生きるために、スポーツができることは?」を課題提起し、

皆さんと意見交換ができたことで、私自身がエンパワーされました。

今後も、スポーツを通じてたくさんの笑顔が生まれるよう、JWSの皆様と共に考え、行動していきたいと思います 

 

3回 2021年1221日 視覚障害とスポーツ(安達阿記子正会員)

今回は、「視覚障害とスポーツ」というテーマでお話しをさせて頂きました。

なかなか触れる機会が少ない話題だったかもしれませんが、視覚障害についてや、ゴールボールを通して行っている最近の取り組みから得られたことなど、皆さんと情報共有するこてができました。

今後、スポーツを通して障害者と健常者の垣根はもちろんのこと、違う障害がある者同士がお互いを理解し合えるのではないかと感じています。

参加された皆さんとのディスカッションの中で、今後目指していくビジョンへのヒントもたくさん頂きました。

私自身もっと頑張りたい気持ちが湧いてくる機会となりました。

ありがとうございました。

 

4 2022年1月24日 私が目指す共助コーチングについて(新潟医療福祉大学 奈良梨央さん)

第4回目の情報共有会では、「私が目指す共助コーチング」というテーマで、日頃のコーチングで考えていること、私が目指しているコーチングについて共有をさせて頂きました。

私は「男女別なく、競技スポーツに関わる全ての人が能力を発揮できるような共助を実現でき、目標に向かって、役割を尊重することが出来る」ような共助コーチングを目指しています。

今回、本学水泳部のチーム理念や指導者として日頃から考えていること、チーム運営を行う上で必要とされる能力を皆さんへ紹介させて頂きました。

そこで、参加者の皆様より、ご質問やご意見を頂くことで、私の中でもコーチングについて整理することが出来ました。

また、普段から意識していることやチームとして進んでいる方向は間違っていないんだと感じることができ、私自身が励まされました。

大学院で学んだことも、その場では共有させて頂き、興味を持っていただけ、大変充実した時間を過ごすことが出来ました。

女性コーチとして、道しるべを作っていけるように、これからも頑張りたいと思います。

 

5回 2022年215日 パラリンピックの女性コーチとパラリンピアンのキャリアについて(伊藤真紀正会員)

『パラリンピックの女性コーチとパラリンピアンのキャリアについて』と題しまして、

大学院時代に行ったパラリンピックムーブメントにおける女性リーダーに関する研究から始まり、

日本の女性パラリンピンのコーチにキャリアに関する研究、アメリカ人パラリンピアンのキャリア構築について、

心理的資本を用いた日本人パラリンピアンのキャリア構築に関する研究と、

これまでに私が行なって参りましたパラリンピックムーブメント・パラリンピックアスリートに関する4つの研究の結果をダイジェスト版という形でお話をさせてもらいました。

これまでの研究を振り返る良い機会になり、また皆さんからたくさんのコメントやアドバイスをいただきまして今後の研究への活力を頂きました。

パラリンピック×ジェンダーというテーマはこれまでなかなか扱われてこなかったテーマであり、

今後さらに重要なテーマになるということを再確認させて頂きました。

貴重な機会を頂きまして誠にありがとうございました。
また、ご参加頂きまして皆様ありがとうございました。

 

第6回 2022年3月21日 北京2022冬季オリンピックを振り返る:現場はどうだったのか(三宮恵利子会員)

オリンピックに至るまでの強化体制や、大会中のお話を皆さんと共有出来て良かったと思います。

スピードスケートの強化部長(男性)の「責任は強化部長の私が取ります」という強いリーダーシップにはいつも敬服していました。

この様な人が上に立っていると、いい強化が出来るのだと思います。

また、NFの強化に関して、意志決定をする場にいた私自身の事も、皆さんにお話ができて良かったと思います。

今回、この様な機会を頂き感謝しています。

これからも、自分自身に磨きをかけていきたいと思います。


Women in Sport 女性スポーツオンライン情報共有会2020 発表者事後コメント集はこちら



石田マラソン塾

JWS副理事長の石田良恵先生が開催する女性の健康増進・維持、ランナー普及を目的としたマラソン塾を開催中。



女性リーダー・コーチアカデミー

JWSの理事や会員が講師を務める「女性リーダー・コーチアカデミー」。2022年より、軽井沢での開催を再開している。




BRIDGE

JWS理事の小林美由紀さんとJWS会員の羽石架苗さんが主催する海外女子サッカーツアー。女子サッカー留学の支援も行っている。